カンフー道場のコンセプト~武術編3~

もうひとつ、一般の方が疑問に思うであろうことは
「そんなに自信があって強い?のに、なんで試合に出て証明しないの?」
ということですか。これはまず、格闘スポーツと武術の目的の違いを考えていただければご理解いただけます。
格闘技は殺し合いではないので、ルールを守って、しかしそのルール内ではガチンコで死力を尽くし、体重も同じ
にあわせて行い、終わったら審判が勝ち負けを判定してくれるし、途中で怪我したならリングドクターに診察まで
してもらえる環境で行われます。しかも終わったらノーサイド。なんの遺恨も責任もいらない。
ところが武術は、実生活における突発的な、しかし生命財産が脅かされる避けがたいトラブルへの最終手段、とい
うのが本質です。そこにルールもなければ、ある程度の安全性を保障してくれるモノなんて何にもない。
なので、そこで使われる技術は、生け捕りの技術ではない。誤解をおそれずにはっきり申し上げれば、相手には死
んでもらっても構わない技術・・ということになるというか、そうでなければ弾のない拳銃のごとく用を成しません。
逆に言えば、そういう状況でもない限り使ってはいけない技術、とも言えます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA