気功というと、宗教とか怪しげな暗示をかけてくるヤツを想像されるかもしれません。
しかし、他でも記したように、もともと東洋医学というものは、六臓六腑、12の気血の流れが、人間の生命の根源で
あるという前提で成り立っているのです。
なので、気がナイなら、東洋医学なんて全部ナイと言えます。
ただ現代医学では気なんて認めていないですし、解剖してみても経絡なんてナイのですから・・
「気のせいじゃない?」と言われればそれまでですが(笑)
昔は解剖学なんてなかったけど、体内に血が流れているらしいっていうのは経験的に分かっていたわけです。
で、気っていうのは・・広義には気配とか色々ありますが・・おそらく神経系統のことを言いたかったんだと思います。
つまり気功法というのは、自らが自律神経・運動神経を整え、強化するもの。
気功整体術は、筋肉の整体マッサージから、自律神経等まで正常に復させる、という目的で術者が行うもの、というわけです。
どちらにしろ熟練がいるもので、正師について学ぶべきでしょう。日々の修練の積み重ねなのです。
アルヒ突然、手カラ気ガデルヨウニナッタ・・なんてことは絶対にナイです(笑)
家で寝てたら、アルヒ突然柔道の達人になっていた・・そんな人に会ったことありますか?
その方は気が出たのではなく、違えちゃったのです・・気の毒ですが。
本当の気は、長年にわたって正しい功を練り続けることにより・・
気功の神様?がくれる最高の宝物なのです。
強健力・丹田力・功力の獲得は、あらゆる宗教?や武術の境地であり・・
真に価値ある修養法なのです(*ただ私自身、一切宗教とか信じてないです。。)
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