カンフー道場のコンセプト~武術編7~

実際に、命のやり取りをせざるを得ない極限状態になれば、素手で殴ったり足で蹴ったりする必然性は全然ないわけです。
金属バットとか、斧とか、あるいは銃器とか、とにかく殺傷能力が高いものを使っているほうが有利になります。
簡単に言うと、いい武器を持ってるほうが生き残る、という身もフタも無い話になります。
逆に言えば、武器をうまく使えれば、女性でもプロレスラー並みの男性に勝つ可能性が出てくるわけで、銃器はないにしろ、棒術などは是非とも習得していただきたいところです。
カンフー道場の武器術は、基本的に槍術、つまりヤリを使えるようにして、棒術・剣術というふうに応用変化できるようになります。すべて立禅で培った、手・足・腰の協調、発剄力からくるもので、基礎練習がそのまま武器の使い方となっています。
俗に剣道三倍段という言葉がありますが、実際に面・胴・小手等の防具を外して、木刀で軽くでも打ち合ってみると、剣道の試合ようにメ~ン!と飛び込むのは相当コワイですね。。
切っ先が自分の目に入ったら・・と思うとなかなか「剣道」できないです。古流剣術では、まず相手の必殺の武器である刀を押さえ、そこから攻めるわけですが、実際真剣ならそれしかできないですね。
一か八かでは飛び込めない。木刀だって指にチョット当たっただけで骨折か、痛くてシビレて、もう動けないです・・。
相手の武器を制する、中心軸を逸らす、というのが・・ようは推手なわけですね。この練習が、結局は武器の攻防に生きてくる。
スポーツチャンバラのように、手首のスナップでパシンなんてのは実戦向きではないです。
殺傷能力のある武器は重くて、女性や子供が片手で扱うなんて無理。
コツン、なんて当たっても興奮していれば全然効かなかったりするので、しっかり重心を乗せて打ち抜く必要があります。
バットや斧なんか持っても、腰がフラフラしてたらまずいですし、フットワーク使ったら足がもつれたり、
重心が浮いて威力が出せなくなったりしがちです。
これにはやはり、カンフーの基礎訓練なんですね。
・・そう、だからカンフー道場なんです、究極は。

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