月別アーカイブ 2012年12月28日

カンフー道場のコンセプト~中国気功整体術について3~

肩や腰、ヒザなど・・
体のどこかを痛めた場合、どうすべきか。
私自身がそうなった場合・・
まずその直後は、
いわゆるRICEの処置(安静・患部冷却・圧迫固定・出血の場合は心臓より患部を上にする)のみにとどめ、手技療法は受けないし、セルフマッサージもしません。
一日は置いてみないと、どの程度の怪我かわからないため、不適切な治療法が悪化を促進しかねないからです。
まず冷やして、安静にし様子をみることで、自然治癒力の発現を待つほうが、賢明かつ事後処理を誤りにくい。
次の日起きてみて、全く治ってなくて悪化しているようなら・・靱帯損傷か、骨折等の疑いあり。
痛みがやや引いていても、腫れていて熱を持っている場合も同様です。
このような場合はしばらくRICEのみ、がいいでしょう。
逆に、次の日もまだ痛いが、あと一息で治りそうな感じだったり、
どっかのスジが引っかかってるだけかな?感がある場合は、もみ次郎に来ていただければ、だいたい一回で改善できます。
ちなみに私の場合、よほどひどく痛くても、一応自分で動けるなら、病院いってレントゲンとかは撮らないです。
なぜなら、そんなことしても治りは早くはならないからですね(笑)
折れていようが靱帯損傷だろうが・・安静しかないです、こういう場合は。
自然治癒力を後押しして治るように仕向けるのが重要で、ただメッタやたらにやってもダメなんですね。
私がやると何でも治ります!!というヒトに騙されてはいけません。
ヤバイ感じの痛みには、手技療法は全て不向きです(ヤバイ感じかどうかは当店で判断できます。いくつか検査して、ダメかどうかお伝えします。検査は無料で数分で終了します)。
・・その場合あえて治療するなら、注射しか効果ないですね。
治すのは結局、時間である場合が多い。安静・休息が吉。
整体術はその環境を整えるものですね。環境がいいと早く治りますから。

カンフー道場のコンセプト~護身術編4~

護身術は、誰々より強いとか弱い・・なんてことじゃないですね。
戦わなくてすむ方法を模索し、徹底して回避する(戦後の日本みたいに)、というのも有効な護身術だと思います。
ちょっとしたことで自らケンカを売って、ワーワーやっていたんではシャバでは長く生きられませんしね(笑)
なので、格闘技の試合並みの迫力で殴りあわなくてもいい。
また、チンピラ相手にそれで勝っても・・それで終わってはくれないでしょう。
ただ本当に・・言葉は悪いですが、殺らなきゃ殺られるという場面も、無いではない(特に近頃は・・)。
そのとき当道場の初歩レベルの技術でもあったら・・
落ち着いて対処できる胆力があったら・・
その命が助かったかもしれない・・というケースは結構あるのではないでしょうか。
特に・・女性は狙われやすい。
女性の護身術としては、ヒザ蹴り・急所蹴り・ヒジ打ち・目突き等をコンビネーションで繰り出すとよいと思います。
完璧に防いで、鮮やかに反撃・・というのは玄人技で難しいですから・・
むしろ単調でも、威力のあるコンビネーションを繰り返して、数撃ちゃ当たる戦法のほうが現実的です。
それで威嚇できて、逃げてくれれば上々です。

どのコースを選ぶべきか?3

初心者はキックボクシングから、と申しましたが・・
当道場のキックボクシングは、ただのキックボクシングではありません。
まず、グローブをはめない。なのでバンテ-ジもなし。
バンテージ(手首と拳頭を固めるテーピング)をすると、手首のぐらつきがなく素人でもサンドバックを自在に打てる。
しかし、これだと当然裸拳であるはずの実戦でやると、怪我をしかねない。
また、グローブだけでもすると、多少変な打ち方でもサンドバック打てます。
これもまずい。正確に拳頭を当て、なおかつ手首がグキッてなったりしない打ち方をしたほうがいいですね。
実戦で、ちょっと待て!バンテージ巻くから!なんて言えないですからね(笑)
また実戦的には、パンチはコブシに全重心をかけて打ち抜くよりも・・
拳頭をゴチンと当てて痛がらせる、注意を逸らす程度でいい。
思い切り当てるならば、ヒジ・ヒザ・スネ等、もっと硬くて力が入りやすい部分を用います。
キック・ヒザ蹴り・ヒジ打ちは、実はカンフー習得に直結するヒントが満載です。
蹴るのでなく、ハラごと体当たりするイメージでいきますと、回し蹴りが凶器のレベルに達します。
ヒザ蹴りも同様。
ヒジも振り回すのでなく、ヒジに全身の重みを乗せるようにすると、一打必倒の武器になります。
あとはそれに、ジャブからのコンビネーション、防御等を加えます。
これで、カンフー道場初心者プログラム修了です。コレぐらいならまぁ・・素質とか関係ないですね。
スパーリングは例外的に、ヘッドギアとグローブを付けます。安全のため。
あと私がやるときはパンチしか使わないです。蹴りは手でよけてもキケンなので(けん制的には使いますが)。
会員の方は遠慮せず、自由でいいです。投げ、寝技も可。
これで、カンフー道場初心者プログラム修了です。

どのコースを選ぶべきか?2

カンフー上達の近道は、自分のカラダをよ~く観察して力の流れ等、外から見たのでは分からない
微妙なバランス能力を身に付けることに集中すること。このただ一点に尽きます。
外から見ても分からない・・と記しましたが・・
見る目がある人は姿勢・歩法等をパッと一瞥しただけで分かっちゃうもんです。
ただこれはカラダの内観をしていった結果、見に染み付いたものであり、全身鏡で毎日チェックしても多分できないですね。ポーズをおぼえたのではないからです。
むしろ、外形にこだわり過ぎずに、様々に試行錯誤する時間をたっぷり費やしたほうがいいです。
変に思うかも知れませんが、週一回でもあるいは習いすぎ、とも言えます。
習うよりも考え、感じ取る練習、クリエイティブな気持ちが大切ですね。
自分の中にあるはずの、カンフーのタネを育てるだけで、じつは何かを付け足そうという事でもない。
・・・なのでチケット会員はオススメです。
初心者でも「いや自分は早く強くなりたい、毎日か最低週2ぐらいは習いたい」という方には・・
とりあえずキックボクシングをお教えしましょう。
これはパンチ&キック、首相撲など、バランスのいい格闘技だからですね。
とりあえずコレで基礎を作って、フツーのキックジム練習生程度の攻撃力&防御力を養ってみましょう。
シャドーやって、サンドバック、ミット打ち。フツーにジムでやる練習をしましょう。
これでもまあまあ、素人より強くなれます。あとヤセます。
で、私と軽くスパーリングをしましょう。
その時わかるのは・・
どんなにパンチ力・キック力があっても、結局相手を崩せないと・・パンチもキックも当たらないということ。
また、相手に連打を許してしまうのは崩されちゃっているからです。
相手に崩されることなく、逆に相手を崩す・・
立禅の姿勢を保ち、推手の感覚で動く・・これが一番大切です。
それが身にしみて分かったら・・あとはカンフーの基礎練習だけをしましょう。
冬場なら汗もかかない程度のこの練習こそが、本当の武術の練習なことが分かればもう・・
習得の日はそう遠くはないと思います。
いや、始めからちゃんとカンフーの練習してももちろん構いませんけどね。。
もし、とっつきにくいとすれば・・の提案です。

カンフー道場までの、私の歩み5

武術的な目線で考えた場合、ボクシングのバンタム級チャンピオンだとか、女子レスリングオリンピック三連覇だとか
は、あんまり意味がないわけです。スポーツマンとして大いにリスペクトはしますが、武術家ではない。
また、勘違いしてはならないことは、他の項目でルールにない攻撃には対応しづらいもの・・と記しましたが、
格闘技上級者には、見よう見まねの小手先の技なんか・・全然通用しないです!
本質的に普通の格闘技とは異なる身体操作を用いないと、そのルール内の技で逆に瞬殺されるのがオチです。
ゆえに立禅で鍛え上げた、密度の濃い動き、全身協調一致した切れ間ない剄力がないと・・
これも武術家ではない。ただの妄想狂です(柳龍○的な)。
本当のカンフーの価値は、これを習得した人と立ち会ってみないと分かりません。
本当に遠慮なく・・どっからどう攻めてもムダにしか思えないし、実際にそうなのですね。
またこれが身についた喜びは・・ちょっと例えようがないほどです。
武術・格闘技に十数年関わってきて「これで間違いない!!」と自信を持って言える。
実演して見せられる。
逆にそういうモノじゃないモノなら教える意味もないし、実演なんてコワくてできませんが・・。
私は武術をはじめた時からずっと、そういう実戦に即した、本当の強さと自信が欲しかったんですよね。
ある一定のルール&同体重だと俺は強いぜ優勝したぜ!!ってのは悪くはナイが・・
なんか違うと思ってしまいます。。
そういう私もマダマダ伸び盛り。今後さらにカンフーの練度をあげていき・・
達人すらもアッと驚くレベルを目指して・・日々探求中なのです。

カンフー道場までの、私の歩み4

正統ナントカ拳法、ナントカ流派・・みたいのには意味はないと感じています。
正統・・の時点で真っ赤なウソであったり、俺のとこだけが正統だ!と3つぐらいのグループが主張したりするのは
論外としても・・
ナントカ流の伝統技術を守る・・という事と、武術の本質であるところの実戦性、実用性を希求する、ということが、大概は矛盾するからですね。
この十数年間に、総合格闘技という、ほぼ格闘技の最終形態であろうと思われるカタチが作られていますし、
もう従来の空手にしろ拳法にしろ・・
おおよそ、そのままでは時代錯誤の感は否めないのです。
例えて言えば、火縄銃の練度をいくら上げても意味は薄い、という感じ。
ただ伝統のナニナニ流と言えば、それに食いついて人が集まり、なかなかいい商売になるために・・
本当のことはダマッている。。
でもそれは・・本当の武術ではないですね。
実戦で、どうくるかわからない相手に自在に対応できるという目的が叶わないままに・・
出席日数で何段とかになっても・・
むしろ精神的に歪むんじゃないかと思うんですけどもね。
この辺はビジネスの世界の話で、モラルとかじゃないんでしょう。

上達のコツは・・

上達のコツは、とにかく継続することです。
たくさん習えばいい、ということではないです。
毎日ならって、チョコチョコ直してもらって・・そこで自己満足して終わりってのはあんまり意味がない。
むしろ間違っていてもいいので、自分の体感覚を内観しつつ・・
自分の中からある種の感覚を引き出そうと努力すること。
それが一番重要な練習です。
何回習えばイイということはない。
極端には、一回しか習わなくても、身についたらカンフーマスターです(無理だと思いますが・・)。
ようは、自分の体感覚の本質的な変化。
これがカンフーだと言えます。
これは日常の姿勢、歩法その他、全般にわたる見直しが不可欠です。
そうしないと、フツーの人より若干殴り合い等に慣れてるヒト・・という程度以上ではないのです。
そこを超えていくのが本当の武術であり、これを学ぶ楽しさ、醍醐味なのです。
極端な話をもうひとつするならば・・
私はあんまり教えないほうがいいと思っています。
これはイジワルでも出し惜しみでもなく・・
要は禅の修業と同じで、「私の答え」を教えても意味がないからですね。
「あなた」が心の底から納得できる、「あなたの答え」を見つける手助けにはならない可能性が高いからです。
なので、私のマネをしてもいいですが、そこにこだわることなく・・
自分の武術を、自分のカラダから引き出すことに集中してみてください。

カンフー道場までの、私の歩み3

有名無名問わず、たくさんの武術家・格闘家の方と実際に手合わせ願ってきました。
一般の方は誤解されていますが・・
「有名な武術家=達人」ってことは全然ない。これはコネクションと金次第なところがあります。
さらには有名な人の弟子・・というのは特に中国武術の場合、詐称である場合が非常に多いですね。
実力詐称よりはいいともいえますが・・本物とは本質的にかなり違うものになっていたりする。
あとは格闘技選手(プロボクサー・アマレスラー・柔道選手等)より強いわけがナイじゃん(笑)と思われるかもしれませんが・・
これらはすべて、ルールを基にして発展してきたスポーツであって、すばらしい実績があってもそのルールを取っ払っても「強い」とは言えなかったりする。
フィジカル能力・反射神経等は万能ですが、経験したことのない攻撃には対処しづらい。
打撃の才能・投げの才能・寝技の才能はそれぞれ別であり、さらにそれらを自在に組み合わせて戦う能力はまた別です。
そのなかの反則技、武器を持っていた場合等にまで全部に対処しようと思うと・・総合格闘技でも全然範囲が及ばない。
このようなあらゆる制限のない状態が路上の現実であり、武術家がフツーに大前提としている状況です。
この世界でなら・・相手が世界ランカーでもいろいろできるわけです。
F1対パジェロみたいになるということですね。
これは私の妄想の世界の想像力で言っているのではなく(笑)、実際の経験から述べているところです。
とてもじゃないが、信じられん!という方は、私のところも含めて、いろんなところで体験して実感してみてください。
良師三年と言いますが、三年ぐらいしたら見る目が備わってきて分かると思います。

どのコースを選ぶべきか?

カンフーを始めるにあたって、どのコースに入会すべきか?
カンフーマスターコース、中国気功師コース、中国気功整体師グランドマスターコース。
この3つのコースは、それなりに武術(とくには中国武術系)を指導員程度まで修行された方におすすめ。
そうでない方はなかなか理解が困難なので、武術一般コースか、健康長寿コースから始められたほうがいいと思われる。
武術コースは、ズバリ強くなりたい、実力ある武術家になりたい方のためのコース。
少々痛い目をみても??ちゃんと実戦で使えるようになって、自信を持ちたい方のために。
経験のために散打大会や、ルール的に近い日本拳法のオープン大会などにチャレンジされてもいいでしょう。
カンフーがしっかり身につけば、少なくともブザマに負けることは決してありませんから。
また、柔道でもボクシングでも併習すれば、さらにカンフーの優位性、素晴らしさを実感できるでしょう。
結局極意はこれだ!というふうに。
健康長寿コースは武術の初歩であるカラダ作りを中心に行います。
下半身の強化、バランス能力の向上、全身協調・一体感。
これができれば戦う準備は整いますが、戦わなくてイイ方におすすめ。
転びにくく、しなやかでかつ強靭な足腰。
全身協調すれば・・どんなスポーツをやるにしてもプラスです。
チケット会員は、実は非常におすすめです。
自分のペースで、好きな時間に予約でき、続きやすい。
忙しいかたも、自分で考え、実践しマイペースで感覚を作り上げることができます。
とにかく細々とでも、そんなに上手くなくても継続していると・・
何かしらよい変化がでてきます。
腰が楽になった!!なんて声多数。
それだけで十分効果でてます。
なにしろ一過性ではない、恒常的な変化なわけですからね

無料体験とセミナーのご案内

体験は一回無料です。
カンフーについての簡単な説明、実演。普通の動きと、どう違うのか等。
体験者の方に自由に攻撃してもらって、それを私が制することが出来ることをお見せする(武術コースの方のみ)
セミナーは3人以上から随時受け付けております。時間はこちらと都合が合えば何曜日の何時でも構いません。
こちらは無料体験の内容に加え、立禅の基礎・歩法等々、各人のレベルと目的に合わせて90分間みっちり行います。
また、セミナーは何度でも受講できます。
そして適当と認められるレベルに達した方には、正会員同様にカンフーインストラクター・カンフーマスターの証書を発行いたします。
二人でも、あるいは一人でも、セミナーは受講できます。
ただ、料金が二人の場合各3000円づつ。一人の場合は6000円になります。
みっちりやって、疑問がでたら(もしくはいいほうに変化してきたら)またみっちりやる・・
そんな習い方もありだと思います。
とにかく考えて感じ取って、感覚を得る・・
これしかない。
自分で納得できる姿勢・歩法・練功は一朝一夕にはいきませんから。
分かると絶対忘れないというか、それ以外の動きをカラダが拒絶してできなくなっちゃいます。