正統ナントカ拳法、ナントカ流派・・みたいのには意味はないと感じています。
正統・・の時点で真っ赤なウソであったり、俺のとこだけが正統だ!と3つぐらいのグループが主張したりするのは
論外としても・・
ナントカ流の伝統技術を守る・・という事と、武術の本質であるところの実戦性、実用性を希求する、ということが、大概は矛盾するからですね。
この十数年間に、総合格闘技という、ほぼ格闘技の最終形態であろうと思われるカタチが作られていますし、
もう従来の空手にしろ拳法にしろ・・
おおよそ、そのままでは時代錯誤の感は否めないのです。
例えて言えば、火縄銃の練度をいくら上げても意味は薄い、という感じ。
ただ伝統のナニナニ流と言えば、それに食いついて人が集まり、なかなかいい商売になるために・・
本当のことはダマッている。。
でもそれは・・本当の武術ではないですね。
実戦で、どうくるかわからない相手に自在に対応できるという目的が叶わないままに・・
出席日数で何段とかになっても・・
むしろ精神的に歪むんじゃないかと思うんですけどもね。
この辺はビジネスの世界の話で、モラルとかじゃないんでしょう。
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