カンフー道場のコンセプト~武術編10~

当道場で重要視する中国武術の推手、大東流の合気上げの訓練は、あらゆる武術の極意的要素と言えると思います。
プロ格闘技の選手も、私のこの技術には対応できません。
まあ、このような話を格闘技未経験の方にすると・・もうニヤニヤしちゃうんですが(笑)
これはウソでもないし、相手に遠慮してもらっているわけでもないのです。
(といっても、全くの素人の方には全然信じてもらえない(笑))
むしろ格闘技を相当やってきた方は、私の技術をすぐに認めてくださるので、なんとなくそういう方に向けたものになってしまいがちなのですが・・
格闘技は、ほぼ個人のセンスで決まってしまいますが・・
カンフーの場合はまた違った視点から身体運用を練り直すものです。
なので、格闘家でも全くの素人でも、出発点としては同じなのです。
やらなければいけないことの量は同じ。
ただこの、立禅などの、カンフー独特な練習の素晴らしさを理解し、高いモチベーションをもって取り組めるか?
この点において、格闘技経験者が有利なんですね。
これが有効なことは、今まで自分が積み上げてきたものが通じないことで証明されているから。
あとはもう一つ。
強いのと、上手いのは少し違います。
強いというのは、スタミナ・筋力も含め、試合で勝つ力(これはプロ格闘家と私じゃ大人と子供)
上手いというのは、変幻自在に相手のパワーを受け流して返す能力オンリー。これは私が上。
上手くなるのは誰でも、体が小さくても女性でも、高齢でもできます。
強くなるのは、45ぐらいまでが限度で、ピークは30ぐらいまででしょう。
上手くても強くない、ということじゃないです。
ただ試合となれば、ルールもありますし、時間内にポイントとったりKOしたりしなければならず、常人の倍以上の体力がないとムリですね。
さらには、そのようなトレーニングを十分におこなえる時間と環境、若さが不可欠です。
これもまあ、やってる人にとっては常識ですが、あえて書きました。
実戦の場合、相撲のように数十秒の間でだいたい決まると思いますから、まあ上手いので十分でしょう。
初撃で崩して、眼突いたら格闘家でも誰でもダウンです(笑)
念のために書きますが、これは眼突いたら素人でも勝てる、という意味じゃないですよ。
玄人以上の、プロ中のプロ以上のボディバランスと、それを嗅ぎ取る能力(聴剄といいます。剄力を感じ取る能力)があってこその名人芸、という類のものですね。

カンフー道場までの、私の歩み9

休日にまた違う格闘家の方と、このたびの技の進展から派生した・・
いわゆる合気上げの訓練(互いに正座し、受けは全力で両手首を押さえつけ、取りはその力を外して投げる練習)をやってみました。
思った通り、先日からやり始めたバックを取る投げ、の感覚を生かせば合気上げも上手くいくようです。
合気上げは肩の力を抜く感覚を得るためには最高に近い訓練だと思います(ほとんど最近やってなかったが・・)
ヨシ!この感覚で柔術も・・と思いましたが・・これはまだまだ研究段階ですね(笑)
でも、だいぶマシになった気がします。円運動で、力を抜いて技術しか使わないつもりで・・という感じがそこそこできた。
しかし、まだ?打撃技とセットでないと、感覚が狂ってしまう部分がある。
このバックをとる投げは、柔術の先生曰く「『ムササビ返し』という骨法の技だね」とのこと。
阿吽会の阿久沢先生も佐川派大東流のご経験があり、骨法の堀部氏も同様(大東流三段らしい)ので・・
点と線がつながった感じがしました。
この技は、柔道や柔術等組み技格闘技をやり込みまくっている方、デカイ方にも容易にかかります。
引っ張ろうが足掛けようが、タックルしようがビクともしない猛者がアッサリ地に這うか、バック取られる。
もっとも何回もやっていると・・読まれて下がってよけられたりするので、
カウンターのタイミングを掴まないとダメですね。
また、打撃技を推手の感覚を生かしてさばき、制空権を掴んでいないと、これも逆にカウンターの危険があります。
やはり立禅等、カンフーの基礎訓練をやりこんだ上での極み技・・というようなものです。
いやしかし、格闘家の方はさすがで、私が何回か見せて説明して差し上げると、
もう近い感じになる。一般の方とは身体能力も理解力もケタが違う(チョット違うけど、来週にはもっと近くなっていそう)
・・興味のある方はぜひ体験にお越しください。
(女性の方には寝技みたいな密着技はかけませんので、そこはご安心を(もし希望があればやります)。また受け身ができない方は投げませんので、そこもご心配なさらずにお越しください。また体験したとして入会をしつこくせまったりは絶対しません。逆に自分で目的意識をもって取り組まないと・・強制は不可なモノです。)
体の使い方をそっくり変革するのが最終目標ですね。そういうのが好きな方が向いてます。

カンフー道場までの、私の歩み8

このたびの急激な技の進展は、当道場の技術体系を継続的に修練しつつ、常に自己の身体運動について内観し続けた成果だと思います。
太気拳・意拳の源流は形意拳で、形意拳のエッセンスに当時の最先端格闘技である?ボクシングの要素を加えた、
わりと格闘技よりの武術が太気拳・意拳である・・と私は考えます。
例えるならば内功を70%程度含有している感じ。30%は力とか格闘技の技術・センス。
ゆえにこそ格闘家にもある程度人気があり、実戦的でもある。
しかしこのたびの新技によって、ほぼ100%の内家拳というものが存在しえる可能性を感じました。
もっともまだこれは、かのIPS細胞のごとくに、完全な解明には至っていないですが・・
一部実用化した、という程度。
しかしこの、ガチで100%内功で戦うという試みは非常に楽しいもので、相手の闘争心も奪ってしまうというか
、やられたほうが悔しいというより笑ってしまうという、きわめて平和的なスパーリングになるようで・・
かなり理想に近い。
ただ、まだまだこれは取っ掛かりにすぎない感があり、今後ますます精進したいところです。
これはいろんな方にお見せしたいので、是非とも体験にお越しください

カンフー道場までの、私の歩み7

一昨日より、自分の体内感覚にまた大きな変化がありました。
意拳・太気拳でいうところの「手が利いている状態(簡単に言えば推手が強くなった状態)」になれた時と・・
同等以上の喜びと快感が体を突き抜けました。
こういう感覚は、内功武術独特のものですね。
習ったのでできました!というのでなく、自分の体が教えてくれた・・と言う感じ。
どのようなものかは、無料体験かセミナーに来られた方に実際にお見せいたしますが・・
ようは体軸で、自らをコマのように回転させつつ相手を巻き込んでしまうか、あるいはバックを取ってしまう動き。
阿吽会の阿久澤先生の動き(ユーチューブ参照)が自分でもできた?・・と言う感じです。
格闘家の会員の方にスパーリングで何度も試してみたところ、何度でもかかってしまうようでしたから・・
とりあえず良しとします。
この感覚を用いれば、本当に力をほぼ全く用いずに相手を倒して制することができそうです。
これまでは現実的に、格闘技に熟練した大の男を(あるいは格闘技未経験でも体力が相当ある男性を)、
女性がガチンコで倒して制することは不可能か?ある程度は力がないとなぁ・・
と思ってきましたがそうでもないのかもしれない・・と今は思います。
(体力はあるにこしたことはないし、増強を図るべきですが、圧倒的に体力に勝る相手にも十分に勝機を見出せる技術が確かにあるということですね)
そして、実は、この感覚は寝技にも応用できそうというか、上級者は使っているようでした。
私もこの感覚で、寝技もまた違う動きができる気がします
(もっとも、打撃技に対して全く無防備でいいルール内での技と、実戦だとまた感覚が多少違って、使い方も違いますが・・)
直線でなく円運動で・・というと、ナンダ合気道等で常識じゃないかw
と思われるかもしれませんが、チョット違う。
しっかり体軸を認識していること、つまり立禅ができてないと、なんとなくやっても不可能です。
あとは自分の制空権を維持しつつ、あいてにプレッシャーを与えていないと・・
普通にカウンターを食ってしまうだけです(笑)
この辺はやはり、かなり立ち方、歩法に熟達していなければ・・つまりカンフーがなければできないと思われます。
あとは実戦の当て勘?もいります。相手の出方に応じつつ、機をうかがい瞬時に判断することですね。
非協力的であり、むしろ全力で抵抗してくる相手に対する、体軸を利用した巻き込み技という感じ。
本当に自由攻防で決まる、合気道の入り身投げ・・と言ったほうが分かりやすいでしょうか。
まあ・・興味をもたれた方は無料体験かセミナーでお会いしましょう!