月別アーカイブ 2013年6月17日

カンフー道場 月謝制度復活&練習時間の改定のお知らせ。

最近はチケット会員のみの対応になっておりましたが・・
このたびは月謝制度を復活いたします。
たくさん練習したい方は、是非ご利用ください。チケット会員の方は入会金等は発生しません。
時間の都合がつかない方は、いままでどうりチケットをご利用いただいて結構です。
練習時間は
毎朝9:00~10:00(8:00~9:00に前倒しになる場合あり。火曜日定休)
です。人数が集まれば(5人ぐらい?)また順次クラスを増やすことも検討していきます。
料金体系は変わりません。
会員同士の交流を促進し、新規会員も大いに増やしていきたく思います。
ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
                                       カンフー道場    

元プロ格闘家が暴行事件なんかを起こす理由。

これはけっこう多いですね
パンチで打たれすぎてパンチドランかー的脳萎縮が起きてる場合もあるでしょうが・・
やっぱり格闘技ってスポーツだから、というのが理由だと思います。
スポーツはルールさえ守れば、本気でボコボコにしていい環境。数分間の宴。ただそれだけでいい。

実戦は違います。
後からナイフで刺してもいいし、仲間をあつめてフクロにしてもいいし、放火してもいい?
とにかく何されても「ズルイよ~」なんて言えない。
要は、武術家の戦いというのは・・
日常生活と完全に地続き、というか日常そのもの・・なわけです。
負けたら死。ブザマな勝ち方だとブタ箱行きで、これも社会的には死に近い。
このような意識で「戦い」に臨む。日常を賭して・・。
あるいは回避して勝つ。あるいは無視して勝つ。説得して勝つ。これらもKO以上の価値ある勝利です。
ジムでグローブ付けたり、道着きてテーピング巻いて・・さあやろうぜこのルールでなっ!!ってのは実戦じゃない。
いわば休日のゴルフみたいなもんです。
実戦は誰も守ってくれない。法律や国家権力すらも敵に回りかねない。
武術は、いわば無法地帯を生き抜き、また日常に復帰する術なわけです。
なので日常のいついかなる時も、油断してはいけない。
また同時に、自分が一社会人であることも当然忘れることはない。
ひたすらに強さを求める、武人としての狂気の世界と、社会人としての・・ある程度の良識との折り合いで生き抜いていく。
これが現代武術家の処世術であると思います。
格闘家にはそういう美意識というか・・
矜持が育ってない場合が多いですね・・チャンピオンでも。。
当道場の会員の方は皆・・分かってる方々ですね、オトナですしね。

店頭での小事件。

今日、もみ次郎付近がガス工事で交通整理している状態でそれは起きました。
チンピラ風おっさん(50絡みのボウズ刈り・・風貌が自分っぽくてボウズ刈りやめたくなった・・)が現われ、なにやら些細なことで交通整理の人とモメはじめ・・
小一時間も「責任者だせ!!」出てきて謝らせても「さっきこう言ったろアンタ。アレ脅しかよ!!」
みたいに蒸し返して、延々グダグダしはじめた・・MAXでめんどくさいタイプのDQNか・・

警察もきたが、爺さん警部みたいのでニコニコ民事不介入・・といった様子。
他人事ながら不快この上なかったのですが、店頭でグダグダやられるとマズイので
私が店頭に出て・・
「何でもいいが・・ここでやったらダメだろ。むこうでやってください。営業妨害になるでしょ」
と言った。

するとこのチンピラおっさんは一言も言い返すことなくシオラシクなったのでした・・。
(その後彼は責任者と交通整理員にもう一回謝らせてw爺さん警部と何事か会話して、いなくなった。。なんでそんなにエライのかww)
さて彼はなぜ私に言い返すこともできなかったか?
ここがカンフーです、ようやく(笑)
だいたいコノテの輩は、自分より弱そうなヤツをいじめるが、手ごわそうな人には目も合わせないような・・
そういう情けない奴なんですね。。
根っからのワルってんじゃなくて、なんかの弾みで、いい年して粋がっちゃってるだけなんで。
私がチョット接近したら下向いてましたね・・「本職」にシメられる前みたいになってましたw
実戦はこのように、いわば「気」の段階で勝負が決してしまったりします。
戦わずして勝つ、といいますが、これは実は戦って勝っているわけです。
現れた時の身ごなし、目配り、歩法等で、相手にこちらの実力を分からせ・・
「部外者はすっこんでろこの野郎!!」なんてとうてい言えるもんじゃない雰囲気を醸す・・という技をこちらが繰り出し、彼は心を骨折したわけです。
もちろんこの場合、もしつかみかかってきた場合でもナイフで刺してきた場合でも・・
どうきたって取り押さえる実力と自信がないとウソっぽくなるし、そもそも諌めにいく胆力がないでしょう。
必要以上に恨みを残さないが・・決してなめられない。こういうのは阿吽の呼吸で、場数を踏まないとできません。出て行くタイミングとかも計算しないとネ。※よい子は真似しないように!大怪我するゾ!
わたしはこういうバカに泣き寝入りしたくない一心で、努力して強くなったようなトコがありますから(笑)
こういう場面は逆に、オレの故郷・・みたいな感があります
ソレもどうかと思う?
・・まあやはり、護身術はみにつけたほうがいいですねw
なんでも角をたてないようにしてても・・バカには通じないというか付け上がって終わりになるかもしれませんよ。。