日常生活において、残念ながらなんとなく、キナ臭い穏やかでない雰囲気がただよってくる感じ・・
これ私は・・キライじゃないんですよね(そんなにはナイですよ!)
ドラゴンボールの孫悟空のように、少しワクワク感があるぐらいで。。
実際、たいていの方は、格闘技・武道の経験があっても「怖い」はずです。
実際に相手と、リングや道場でない場で対峙して、「退治」できるか?
「今までやってきたこと」が通用するのか?
こういう不安があって、実は格闘技経験者のほうが二重に怖いわけです。
私の場合は、日常生活における一挙手一投足が、カンフーの理合いを体現するようにと訓練しているので、
相手の出方に応じて、手が出るか足が出るか、避けるかカウンターを取るか・・
前もって決めていなくても、不意の反応で勝手に体が動いてくれる、
という確信がありますから、ようは普通にしているだけで大丈夫なんですね。
道着に着替えて、グローブはめて、さあ今からやりますよ~まずはウオーミングアップ・・
なんて感じはありません。
飯食ったり風呂入ったりする感覚で、「本気で殺しに来た」相手を制することが出来る。
実戦においては、これが非常に重要なことです。
常在戦場というより、常在日常なんですね。
戦場に行くぞー、と特別なことを始めない。
日常をそのまま出す。
そういう日常にしないと・・
実戦なんてコワくて出来ないままなんじゃないかと思います。
まあ避けられる戦いは避ける、懐柔する・・とかも、無論つねに選択肢の一つですけどね。
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