以前柔術を習っていた時に、柔道六段でもある先生が総合ルールスパーで首投げ風体落とし?を決めまくっていたのを見て
あぁあの技は効くのかなぁ・・と思いつつスルーしてきたのですが・・
今日初段のH田さんとマンツーでやりながら試してみると、右からでも左からでも面白いようにかかると分かった!
またこれを警戒すると、推手で相手のやりにくさが激増する。脇を刺しても逆に不利なぐらいですね。
しかしまぁ一般的な推手で、相手の圧力を止めれる前提の技ですね。押されてるのに苦し紛れには投げれないです。
この技のコツは・・相手の首を抱えても決して力で振り回さず、やわっと下に落とすようにする。相手の受け身を助けるようにすること。
あとで女子も含め全員にかけたい笑 意外と力技には非ず。
投げた瞬間締め技ないし袈裟固めに移行できるのでとっても省エネルギー。ケガさせない、という点においてもベストに近い。
ちなみにH田さんはもう初段じゃないなぁ・・推手で本気出してないと危ないのはH田さんと四段のK藤さんぐらいか。
H田さんはこの数か月でまた急成長して、ノーパワーで動けるようになってきた。
あとは私の言うことを、こっちが忘れたことまで意外と覚えていて実践している笑 常にガチンコだし。
もっとも例えば二段のS田さんは優しい人なんで遠慮的なもんもありそうだが・・
とりあえずH田さんは今日から二段の筆頭に上げましょう!もう三段でもいいが・・まぁもう数か月様子見しましょう。
打撃技がまだまだなんで、そこなどをさらに練習すると四段も十分いけます。
当道場ではあえて打撃技よりも相撲を優先してきた部分があります。
これはとりあえず相手の突進を止める腰の構えを作ることで、あるいは何発か殴られたとしても最終的に制するという組技的実力があるほうが・・結局安定して素人になら勝てるでしょう、という目算あってのことです。
しかし自分よりはるかに大きな相手や複数人、また打撃技の修練をした相手を制するには当然役不足ですから・・
そのあたりは二段~三段の課題としてあるということで。
まず目指すは初段ですね。H田さんにまぁまぁやれれば初段はありますね。
もっとも今日教えてまた伸びたと思いますから、下から追うのはなかなか高い壁かもしれませんが・・
まぁ初段は誰でもいけるレベルなはずで、初段なれるなら二段も三段も経験次第だと思います。頑張りましょう。
参考動画は少林武僧のこの先生。非常に内部感覚をコントロールしている。
ちなみに今の嵩山少林寺は、映画を元に観光用に作られた株式会社が運営していて純粋な宗教?ですらないらしいが笑
これは少林武術といっても飛んだり跳ねたりせず、しっかり地に足がついたものになっている。まぁ見世物用に誇張した表現も多々あるが。
飛んだり跳ねたり、無駄にクルクル回ったりする、いかにも婦女子の喜びそうな動きは、命がけの戦いには一切出てこない。
実際には周りに障害物があったり、地面が滑ったりするし、敵味方入り乱れた状態で武器もってトンボ返りなんか、危なくてできるわけがない。
映画や表演と実際のカンフーは全くの別物、と知っておくべきであると思う。
全身の安定感が最重要なのに、無駄にスピンなんかしたら・・殴られもしないのに立ちくらみで死にますよ笑
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