タスキ掛けを作る、というのが多い。これはグラップリングにおいては普通の技だが推手でやってる人はまずいない。
動画で私がやってる首投げも首へのタスキ掛けですが、これは胴体だけに回してもいいし、肩から胴体に斜にかけても有効。
後ろからかけてもいい。ケガさせないという意味でもなかなか使える技ですね。
しかし自分の中心力・剄力というものがないと、あまり意味をなさない。
剄力で組むということ、立禅の成果が上がっていることが絶対条件です。初心者は技より姿勢・力が重要です。
剄がないと、かえって不利になりますからやんないほうがいいと思います。
初段~二段になったらこのたすき掛けをやってみると勝率が上がってくるはず。
またこの組み手争いが片手推手に似ている・・という無限ループですが。
これギッチリ密着するんで女子にはかけづらいですが・・ 「いいよ♡」な人にはかけるということで笑
力の有効活用ということですね結局は。絶対量は決まってるから、いかにロスを減らすかという。
これでいくと柔道で「組み勝った」状態なんで、技術があれば確実に投げられるし、寝技への展開も容易です。
まぁ基本ありきですね。しっかり重心が決まって、腰が決まれば、技なんて2,3回で覚えちゃうでしょう。
技も知っといたほうがいいし、経験を多く積むのも重要は重要なんで、その意味では毎日練習のほうがいいけども・・
立禅は自分で感じ取るしかないし、本質はそこを掴めるかだと思います。
最近二段に昇格したB君だって、最近まで全然ダメに近かった。小田原から、今や名古屋からくる根性があったというだけで。
二、三か月であきらめないで、2年ぐらいはやるという感じで取り組んでみてください。
特殊ではあるが・・まぁバ〇でもできるレベルの話ですよ。
ちゃんと使えるけどね。正しく根気よく学べばいいだけです。
著者について