最近また四股にコってしまい、毎日ヒマを見つけて四股を踏む。相撲もよく見ている。
上半身はベンチプレス等でいやというほど鍛えているということもあるが・・
立禅はすぐ出来たつもりになりやすい、という欠点を持つ。常時上級者に修正してもらう必要がある。
その点で四股は個人練習として素晴らしく、自分のバランスの悪さ、動きの固さ、果てはどこのバランスを間違えているかまで自覚できる。
これは教えてもらうよりは、とにかく数をかけて練習をするに尽きる。むろん基礎の基礎は習うべきですが。
大東流の佐川先生は「一日千回は四股を踏むように」と指導したほど、いい練習なのです。
これ見ると、相撲という競技のあいまいさが出てきて、白鵬に同情してしまう。
普通に考えて、頭から突っ込んでいくとこの手の技を食いやすい。だからこそ総合格闘技ではこんなことほぼないわけで。
最大の急所である頭を無防備にさらして突っ込んでいくなんてなぁ・・
でも相撲の立ち合いというのは伝統的にこういうもんだから、そこは空気読んでこういう技はあんまりやらないでおく、という。。
生粋の日本人の私ですらイマイチ理解できないことを外人に言い聞かせてもなぁ。
ルール改正しないのがまた伝統なんでしょうしね。
しかし日本の魂の体現者、リーダーがモンゴル人なんだから、天皇陛下がモンゴル人みたいなもんという笑
一番伝統的に問題のある外人に横綱をはられ、崇めさせられるという、なんともケッタイナな国技になったのは日本人の宿命なような・・
相撲はまぁ伝統芸としての価値が7割ぐらいだから仕方ないでしょうが、実践武術としては常に試行錯誤していくしかない。
四股だって散々やって、また最近やり直している。なんかもっといい方法を常に探していくといいんじゃないでしょうか。
そういう意味じゃ伝統クソくらえ派ですね。強くなるのに邪魔ですから。
単に鍛える方向だけに偏っては面白くないが、鍛えなくていいわけもないという・・常に修行です。
人に頼ることなく、崇められるのを期待することもなく、淡々とやっていくと・・相当までいけるんじゃないですか。