伝統武道みたいなものをそのまま使うという発想じたいが・・
もともと無理があると思いますね。原理は大いに活用したらいいし、自分もしてるけど。
現代格闘技だと、最近はカーフキックなんて有名になったけど・・
ああいうのも、前は発想もなかったね。ローか足払いだけ。
伝統とか「らしさ」を追求した瞬間には取り残されて、ガラパゴス化の一途じゃないかなと。
生きた武を追求したら、流派なんて言ってられないというのが現実で。
それでも原理として、鍛錬法として残るならそれは最高にリスペクトされていいと思うし。
本気で使おうと思えばどんどん変わらざるを得ないんであって、やることを固定してしまうなら・・
使うためのものではないんだと思いますね。
あと基礎体力と、カラダの頑健さね。これ絶対いるからね。
50ぐらいではもう格技の選手年齢ではないし、ましてオジイで最強とかいうのはもう病気ですよ笑
いくつになっても動ける体力と健康の維持は重要ですし、そこは大いに評価されるべきですが、現実もみておかないといけない。
また格闘技の試合で一回戦KO負けした選手のほうが日本刀もってたら、優勝選手でも別に変らないし・・
木刀でもきついと思いますね、使い方や慣れ次第だけども。
その程度だということね。そこ勘違いしないで、要点だけ抑えとこう、という話ですな。
内家拳では力の出し方やボディバランスが独特なんで、そこを使えば(努力次第ですが)かなり高い実力を長く保てる。
そこら辺をトータルで考えて、現実をふまえてのコレですから、そこを間違えずにいきましょう。
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