みんなで練習するときは試しあいの場であり、一人稽古こそ王道。
立禅や馬歩、摩擦歩といったジミ~な練習を問題意識をもって毎日とにかくやること。
王先生曰く「速く動く練習はゆっくり動く練習に及ばず、ゆっくり動くのは止まっている練習に及ばない」
「教えて教えられず、習って習えない」
いざというときほど普段の動きが出てしまう。つまり普段の姿勢がいざの姿勢となる。
負けの7割は自滅というが、実は9割は自滅であると思います。
「立つとは」「構えるとは」「力を出すとは」というそもそも論について思考を深め、いつでも体現できるようにすることが難しく、またこの拳法の楽しいところです。
天地と一体になって、地球と一つになったような感覚をもって動く、戦うというのは・・通常の格闘技・武道では達しえない境地です。
これを会得すればあらゆる状況に対応でき、健康感があふれ心身統一され、
すこぶる爽快な気分が満ち、またその感が消えることなく永続するでしょう。
どんどん馬脚を現していくのでなく、やるほどに凄いと思える師を得たら上達は確実かつ速いでしょう。
初めから強い人、できる人はいないので、1年ぐらい全くできないとしても何の問題もありません。
自らの中に眠る龍を目覚めさせるのが内家拳の究極であり、一朝一夕ではなしえないが、真の修練を積めばやがて必ず得られるでしょう。
日々考えながら正しい努力を重ねていくことが肝要です。