けっこうお問合せをいただきました。動画とった甲斐がありました。
もっとも問い合わせただけで来ない、体験して終わりな方もいるので増えるかわかりませんが・・
最初は正直「俺のレベルを知らんでア○ばっか来るなぁ」みたいな超ゴーマンな感覚でしたが・・
その後「本当に強くなりたい」事情がみんなにあるということ、その真摯な気持ちに私は答える義務と能力があることに
思い至り、大げさに言えばこれが自分の使命なのか・・ぐらいに思って考えを大転換した次第です。
今は超初心者の方にどう分かりやすく、また安全にこの素晴らしい武術を早く修得してもらうか・・を考えてやっておりますので、ま、習いやすいかと思います。
技をどんどん教えるんじゃなく、感覚を身につけるという手法なんですね。
「こういう場合押したほうがいい」「ここは引くか回るほうがいいな」とかそういう感覚のほうが、猛虎破山とかなんとか覚えるよりもよっぽど使えるわけです。
手の角度がウンタラなんて気にしてるヒマは一瞬もありませんから、そういう練習は指導者の自己満でしかない。
動画をみれば素人の人は「なんだカンフーなんてたいしたことないやんけイラネ」と思うかもしれませんが・・
かなりやってきた方は「ああこれいい練習になりそうだな」とか「ここの人けっこうやるかもね」とむしろ思うんですね。
もちろんまだまだこれがお手本というレベルじゃないですが、着々と上達できるシステムがある。
先生とか一部が強いんじゃなく、全体を底上げしていくということです。
なんでこれは、今は私のほんの副業にすぎませんが・・
将来的にこれが正業になっても構わんというか・・そんぐらいの勢いでこれを推してます。
興味ある方は是非これを機会に体験&入会GO!
今は熱心にやれば一年~二年でけっこういい感じになってきますよ。
追記
誰が一番強いか、とか最強は誰?とかというのはアスリート的発想にすぎない。
実戦においては状況しだいで誰でも死ぬし、どうなるか見当もつかないのが普通。
一定の状況オンリー(ルール決め同体重等)でガシガシやってることが「実戦的」ということではない。
ただ両手推手等、完全に「裸の自分の実力がさらされる場」において遠慮会釈なくかからせて、しっかり制することができるということは重要であると思う。
私は10年以上前に少林寺拳法部の主将やコーチなどしていた時、
「はたして自分は先輩風吹かして教えてる後輩に『本当に』勝てるのか?それに値するのか?」
「(失礼ながら)偉そうに人の道とともに拳法を教えてる『先生』は本当に師と仰ぐレベルなのか?」
この二点に非常に疑問を持っていました。
だからお前は人格がダメなんだ・・と怒られそうですが、私はウソがつけないたちでしてね。
ウソを教えるのには加担できない。人格が素晴らしい人は偽護身術を金とって教えないはずだから。
危機から守る保険に十年入って、実際にイザ起きたら支払われないなんて詐欺だと思っちゃうしね。
当道場の会員は、私の実力と技術に微塵の疑問もないと思う。
本来はそれが普通なのに、そこら辺を「ぼやぁ~」っとさせており、習う側もなんとなく言えないというのが現代武道武術界の闇というか、まったく私には理解できない掟にしか思えない。
技をどんどん教えれば「習ってる感」は出るが使える感はでないものである。
実際に本当に使うのは一個か二個、もしくは技というほどでない「感覚」を使っている場合がほとんどである。