今度はカポエラの経験がある、という方。
どのぐらい経験があるのかは分かりませんが・・
意外と?体幹が強くて、それなりにはスパーリングもできていまいした。
ダンスのようなリズム感と、カンフーには共通点がある気もしました。
合気道の達人とうたわれた(私的にはそんなには・・だが)塩田剛三氏は
「合気道で一番強い技は?」の問いに対し、
「そら自分を殺しにきた相手と友達になることさ~」と答えたというお話がある。
これだけはエライ!!
・・と思うが、本当の友達は「遠慮のない間柄」でないとダメだと思っていますね。
上辺だけのトモダチ、上辺だけのソンケーなんて、ないほうがサッパリしていいでしょう。
本物の武術にはどうにもしがたい厳しさが伴います。
なぜなら人生というか、現実がそうだからですね。
殴られて蹴られて死んだら終わり。
刺されて死んだら終わり。
そんな状況では、正義も法律もへったくれも何もない。
誰も助けてくれないし、途中で止めてくれもしない。
ひたすらやられ、負けたら今までの人生の全てがまるっきりシャットアウト・・
・・それゆえにシビアに取り組まざるを得ない。
そして、それが一番の親切というか、優しさだと思うんですよね。
そこに耐えて本質をつかまないといけないもので・・
そこに面白さというか、醍醐味を感じてほしいと思います。
適当な、実際にはかかるはずもない技をネコナデ声で教えて
「よしキミは○段だゾ!」なんていったりする奴は・・
よほどの悪人にしか思えないんですよ、私は。