この前朝倉みくるさんのチャンネルで、おじいちゃんの特殊メイクで戦ってドッキリ企画しててなかなか面白かったですね。
じつは爺さんのかっこうをすること自体が・・防具みたいになるんですよね。
本気出してはイケナイ人あつかいになって、そこに合気という「奇跡」が生まれると。
相撲で小兵力士というのも、ある種そういう部分があると思います。相手のモラル的に、一生モンのケガさせてはイカンな・・とか、客がドン引きするのは避けたいなとかいう、わずかなスキがでるんで、そこに付け入るというかな。
防具つけても例えば女性や子供、あるいは後期高齢者の方にマジ顔面パンチとかはね・・私はできないですね。
まぁそういうモラルが・・異常者にはないから、そこが怖いとこなんですが。
戯れにも人にナイフを向けること自体なかなかできないよ。それが普通に、無差別に刺せるから異常なんだけど。
本当のガチンコというのは・・ある種の異常な精神状態に少なくも相手がならないと、発現しないですね。
その時に甘っちょろいことでは、まず素人と変わらない結果にしかならないでしょう。
それに近い状態を、安全性も考慮して、推手でやったり防具つけてやったりしして・・
疑似体験して、また基本にフィードバックして、徐々に本当の実力を獲得していきましょう、というのが・・
この道場の趣旨ですね。
空間と自分とのつながり、地球とのつながりみたいなものは、技を知ってる云々より役立ちますが・・
そこは気の世界であり、武道の究極でもあるが、気功の究極でもあるという感じ。
気功だけをやってもそこまで行けるような気もしますが・・何か証明しないと気分の表明でしかないから、
やはり簡単な、足固定の推手ぐらいはできるようにしないと、手踊りと変わらん気がします。
著者について