店頭近くで主婦?の方がまぁまぁの声で・・
「ここは押すだけみたいよ!押すんだってさ」とか言ってたんで、この場で説明をしたいですね。
一部しか見せないのと、反応が薄い場合は特に説明もせず終わる場合もあったのが、こちらの原因かなと。
まず、押すというのは難しい運動でして、自分の中心から力を出さないと本当には押せないんですね。
つまり中心感覚があるか否かの確認テストになりえる。
また、見よう見まねでは出来ないというか、一年ぐらいやっても分からないでしょう。
よって、押せるか押されないかを見るだけで、内功力があるかどうか、その理解力を測れるわけです。
力の集中力を使いこなす=内功ということですね。
相手を押せれば、その崩れに乗じて殴る蹴るもできるし、投げもできるという理屈。
逆に押されなければ崩されていないのでほぼ負けはない、ということ。
単純に言えばテイクダウン耐性が高く倒されにくい、腰が入っているので打撃が重い等の効果がでる。
押すことから技が派生するわけですが、引くというか回り込む場合もあるし、そういうのは相撲と同じようなとこもあるし、違う点もある。
ただ技を覚えても、肩に力がガチガチに入ってるなら効かないもんですから、力の出し方そのものを根本から変えるように指導しています。
技は形として100個覚えてもほとんど意味ないけど、力の出し方がよければ全部勝手に技になるというのが、当道場における要訣です。
自分が押せないのに相手は好きなだけ押せる場合、まず自由にいっても勝てない。
そういうことを安全に少し見せてるつもりだ、とご理解いただければ幸いです。
自由攻防で見せてもいんだけど、なんか角が立つのと、体力がない方は突発の怪我もあり得なくはないんで、この方式でいいと思っています。
また当然ながら、正しい姿勢・重心(丹田)を作るためのチェック機能として、気功の訓練としても非常に重要ですね。健康効果を正しく得るために。
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