私の武道はなんとしても子供受けが悪い。。
私の武道はなんとしても子供受けが悪い。。
久しぶりに格闘家の方と練習し、寝技などもやってもらう。
武道や武術の雑誌等のことや、経験のある具体的流派の技などのことで質問を受けたりしますが・・
私は某ニッコマ大学で主将とコーチをやってましたから、これはもう相当内部まで知ってる。
で、まぁ・・ 一般の方は「少林寺拳法が中国拳法の中で一番有名でスゴイ」とか・・ 「一番正統なんじゃないか」あるいは「一番強い?」と思うかもしれませんが・・ どれも間違いですね。 初期の少林寺拳法は、宗道臣開祖が正統な少林拳?を日本人なのに中国人から受け継いできたみたいに名乗って広めたんですけども・・ これはだいぶ以前から本部も公式に「否定」しており(正確には国交正常化後に往来が自由化し、ネット社会が来て・・サラッと大幅に軌道修正した感じ?) 少林拳と日本少林寺拳法は似ても似つかない別物なのは、一般の方でもすぐわかると思います。 「今の中国には義和団事変後、健康体操のようなものしか残っていない。日本人である私が唯一中国の真の武を正統に継承し、嵩山少林寺にて認可を受け数千年の歴史ある法統を継承し・・」という趣旨を再三何冊かの自書で書いておられますが・・ 例えば相撲協会がいくらすたれても、誰もいないからとりあえず外人でもいいから理事長にしようとは言うわけないし・・ 毛沢東時代は文化大革命の影響で、あらゆる伝統・反共分子が迫害され投獄され、すべて地下に潜らざるを得なかった状況等を知らなかったんだろうと思うんだけど・・ 現代では日本中で有名どころだけでも八極拳・形意拳・意拳・蟷螂拳等々の道場が数多くあることを見ても、大変失礼ながら、明らかな勉強不足というか思い付きで言ってる感じがするんですが・・ まぁこの辺は・・全部ナカッタことにしてるわけで笑 例を挙げれば、沖縄空手の発展の原因は、薩摩藩に制圧され武器を取り上げられたのが主な原因で、素手で戦う技術が必要とされたからといわれる。 そもそも素手の格闘技が最もなくならないもの、一番最後まで残る没収不可なものですから・・ 戦乱の影響でなくなることは絶対ない。 踊りや歌のように口伝や身振りで外人にすら伝わるものが、あの広い大陸から完全に消えてなくなるわけはないと素人でも気づきそうだけど。この辺もかなり乱暴な話だと思いますよ。 ようは「宗さんという日本人が作った日本にしかないオリジナル日本武道」という認識で間違いない。 少林寺拳法連盟も開祖の死後数十年でそういい始めたし、中国拳法やってる人や中国人は昔からそういう認識です。 ま、はっきり言って、開祖はウソをついてたんですよね笑 それもかなりデカイやつをカマしていたと。 冷静に考えて、お爺さんの人脈で頭山満氏や笹川良一氏とか、フィクサー的な人と仲良しだったのと、かなりのお金を持っていたこと、商才と政治力があったのが発展の原因でしょう。人心掌握術に特に長けていたのもある。 技法的に名前こそ中国っぽいけども、大東流合気柔術や八光流柔術、フセン流とか日本拳法の技法や練習体系を取り入れている。というか、それしかナイ感じです。 各門人帳にも名前が載ってるし、お祖父さんはフセン流の師範ですしね。 一番近い技法はフセン流というか、日本古武道フセン流の派生みたいな感じがします。 今は合気道とともに使えない武道の代表の一角といわれてるけども、当時は本当に「最強の武道」であったかもしれないし、目指してもいたんです。 ただ少林寺拳法の技術自体は・・中国に一回も行ったことがなくても、中国拳法を一度も見たことなくても充分に作れます笑 あれは中国拳法では全くないと思いますね、原理的に。だからダメってわけじゃないですけどね。 「宗道臣は中国に行っていない」とか書いた元腹心の暴露本は、某宗教団体並みに潰しにかかったとかいいますが・・全くありえなくはナイと思う笑 ちなみに宗道臣先生が師事したと語る文太宗老師他は、後に武道史家が中国じゅうを捜しまくったけども知る人すらいなかった・・というのはわりと有名な話です。 かなりの「役者」ですもんね。やってる人は神格化してるけども、探るとダークそうな気がする。 私がやってた頃には亡くなってたけど、全然嫌いじゃないですよ私は。 「大物」「傑物」は基本好きです。
ぜんぜん信者じゃないけど実際池田大作さんとかも会うとオーラすごいんだろうなと思うしね。 実は合気道も大本教とか政治家、旧軍将校やらが色々関与して発展したし・・ 武道に限らずだが、裏面史というものがある。自民党とかもだが・・ まぁそういうのには実はあんまり興味ないから、もっと詳しい方に聞いたほうが早いし正確でしょうが。 政治も商売もですね、大きくしていくには「大きな力」を借りてるわけですよ。それの善悪はいうつもりはないですが・・ ようは純粋なモノやヒトには、そういうことは出来ないんですよね。 ダークな世界であると知っておくといいでしょう。
ただ他はともかく、武道というのは、強いか弱いかはバレちゃう。 イザという時が来た自分や弟子に本当に「コレでいけ!」と言えるのか? それ言えないし、自信もないけど教えてるんだもんなぁ笑 カネとって。 その達人仮面を全部引っぺがしてやりたいっす。 そのほうが日本のためになるんじゃないかと。 現代日本人ほど雰囲気に飲まれやすく、操縦しやすい民族もないんだと思うんだな・・
これはクラッシュという団体の興行。
探偵ナイトスクープかなんかでブレイクした安保兄弟の成長した姿でもある。
これみてどうでしょう?実戦的?
じゃないよね・・
レフリーはあのヌルヌル秋山事件のレフリーですが・・鬼のような形相で「つかむなよっ」「つかむなーっ」
この安保君は反則してでも勝ちたいんじゃなくて、本能的につかんじゃうのをなんとか理性でおさえつつがんばっているね。。
このルールは素人が見ててようわからん首相撲を排除して、まぁ分かりやすくして人気だして一儲けしようとしてる訳です。
K-1も最初ヒジ打ち禁止して、最後はこのルールにしたけど消えたね・・不自然なルールになってコアなファンが離れて。
安全じゃないけど実戦的じゃないけど・・な武道。
やりたいですか?
安全で実戦的というのは実は両立するのに・・というのも我がカンフー道場の設立理念というか存在意義だね。
シビアさは必要。でも工夫次第だ。
再三習うだけじゃダメというのは、試合と違って本当のイザの時はセコンドいないから。
だから自分のフンドシで相撲を取るべきなんだな。
自分でつかんだ確かなものしか、極限状態では出せないと思うね。「習って知ってる」ことなんてねぇ・・
今日はやや久しぶりに体験の方が来られました。
180cm以上体重85キロぐらいの、いかにもガッチリ体型。
合気道とキックボクシング、少し寝技の経験もあるという方。
片手推手・両手推手をお見せすると、大変に興味をひかれたご様子。
これでやるとどんなに大きな相手でも負けることはない、ということが分かっていただけたと思います。
寝技をやると、パワーとディフェンス技術で私は極めきれないなぁ、というレベルはありますし楽しいです。
多分来週土曜日に入会する、ということでしたので、まあご期待いただきたい。
最近正直なところ、本業だけに絞りたいという気持ちもあるのですが笑
純粋な心で強くなりたいと思っている方々や中学生に、私には伝えるべきものがあるんだろうし、この活動も絶やさずにがんばって行きたいと思います。
なので興味のある方はどんどん体験に来て下さい。
結局体格差を埋めるためには内功を練り上げるしかないんですが、まぁレクレーションもかねて寝技とかミット打ちとかもやって、いい汗かいてストレス発散して健康になれば・・
もう、充分価値があると思います。
内功は少しづつ年数をかけて獲得していくしかありませんが・・
まあ楽しみながら、怪我なくやりましょう!
※オープンフィンガーグローブでのスパーリングは、結局イマイチです。当てない打撃を出しても出した方が疲れるだけで、当てると怪我するし脳に悪い。受けるほうはどうせ当てないし効かないんだから、組んできたときだけ対応しちゃう感じになってどっちつかずに終わりました。これ不採用です。。